お酒に強くなくても楽しめるウィスキー

お酒の飲み方は人それぞれ。20代前半の頃は、お酒を飲み慣れていない試行錯誤の段階なので、日本酒、ワイン、焼酎と自分のキャパと相談しながらさまざまなお酒に挑戦します。しかし、ある程度好みのお酒がわかってくると、お酒を飲むリズムが一定となり、お決まりのお酒ばかりを飲むようになります。飲み慣れたお酒は安心感がありますが、たまには新たなジャンルに挑戦してみるのはいかがでしょうか。今回は、お酒に強い人しか飲めない、というイメージがあるウィスキーについて紹介します。

まずはロックから

ウィスキーは、基本的にアルコール度数が40%以上のお酒。間近で香りを嗅げば、気化したアルコールが気管を刺激し、むせるほどの強さです。

そのため、世界的にアルコールに弱い人が多いとされている日本では、敬遠される傾向があります。しかし、ウィスキーのように強いお酒は、アルコールに強い人でも、ビール感覚でごくごく飲むという訳にはいきません。

酔うためではなく、ウィスキーそのものの美味しさを楽しむつもりで、ほんの少量を舐めるようにゆっくり飲むのがウィスキーの飲み方。2人でいることを楽しみながらゆっくり過ごす、デートのときにぴったりのお酒なのです。CMでお馴染みとなったハイボールも、ウィスキーを炭酸水で割ったもので、居酒屋の定番になっていますね。

でも、ウィスキーの味をきちんと楽しもう、というならまずはストレートかロックがオススメ。ストレートが最もウィスキーの味を感じられるのは言うまでもありませんが、ロックにするとほんのりと水で薄まることで、格段に飲みやすくなります。ウィスキーに初挑戦、というならロックの方がハードルは低いと言えるでしょう。

混ぜすぎると氷が溶けるのが早まり、せっかくのウィスキーが薄まってしまいますが、カラリと鳴る氷の音はたまりません。氷の混ぜすぎに注意して、ガラスを揺らす感覚で氷の音を楽しみましょう。

チェイサーのチョイスでウィスキーがより楽しめる

ロックでもストレートでもアルコールが高いお酒であることに変わりありません。ひたすらウィスキーを飲んでいれば、いくらゆっくりでもすぐに酔いが回ってしまいます。ウィスキーをより楽しむために、チェイサーを用意しましょう。

チェイサーとは、ウィスキーの後に飲むドリンクのこと。お酒と交互に飲むことで、ウィスキーの風味でいっぱいになった口の中をすっきりさせて、悪酔いを防ぐのに効果があります。味覚がリセットされて、料理をきちんと味わうのにも役立ちます。

お水が一般的ですが、ソフトドリンクや、ウィスキーよりもアルコール度数が低いお酒でも構いません。ウィスキーのチェイサーにビールを用意する人もいます。セオリーとしては、甘みが強いウィスキーには常温のお水、香り高いウィスキーには冷えたお水というのが一般的です。炭酸水にレモンを加えると、爽快感が強まるので、ウィスキーもさっぱりと飲みやすくなります。

また、麦茶や牛乳も、ウィスキーのチェイサーとしては定番とされています。悪酔いを防ぐドリンクとしてのみチェイサーを考えると、麦茶や牛乳に違和感を感じるかもしれませんね。しかし、ウィスキーはチーズなどの乳製品のおつまみや、チョコレートを始めとした甘いお菓子類と組み合わせても、美味しく飲めます。チェイサーを、ウィスキーを引き立たせる飲み物として認識すると、牛乳や麦茶も違和感なく試せるのではないでしょうか。