女性の何でもいいを切り抜けるには

好きな人の希望にできるだけ沿いたいというのは、誰しも思うことです。これから親しくなることを目的にしたデートでは、好きな女性が楽しめるように、あれこれと趣向を凝らす人も多いでしょう。直接、女性の好みを訊ねる人もいるかもしれません。

そんな男性の思いを知ってか知らずか、女性はしばしば男性が困る答え方をすることがあります。それは、「なんでもいい」というもの。具体性が欠けて男性にとってはプレッシャーですよね。女性の「なんでもいい」を切り抜けるベストな選択はなんなのでしょうか。

女性がなんでもいいを多用する理由

言葉通りに受け取って、男性好みのデートをすると、女性に不満を口にされるという苦い経験をした男性も多いでしょう。女性は、あれこれと考えながらも、最終的に結論を下すのを先延ばしにしがち。

選択肢をたくさん揃えて、比較するプロセスまで楽しめるのです。その場でコレ、というものがあっても、もっといいチョイスができるかもしれない、と思います。お店に入って、メニューを隅々までチェックし、今の自分に最も相応しいものを探します。お腹が好いてレストランに入ったはずなのに、デザートまでチェックしている女性に、頭を抱えたくなる男性は多いかもしれませんね。

やっと注文する物を決まっても、隣の人が食べている物がチラリと視界に入ると、「あれも美味しそう」なんて思い再び悩み始めることもあります。飲食店の中でも比較的メニューが豊富なことが多い居酒屋では、女性が注文を決めるまでに、男性は待ちくたびれることもあるでしょう。

ただ、女性は選択するという過程も重要視するので、痺れを切らした男性が一方的に女性の分まで決めてしまう、というのは頂けません。悪気のない行動だったとしても、女性は自分の考えを蔑ろにされたように感じます。

かと言って、「何がいい?」という質問に対して、ぱっと具体的な答えが浮かばないので、とりあえずの意見として、「なんでもいい」という言葉が口から飛びだすのです。

選択肢を提示するメリット

女性の「なんでもいい」は、女性がベストな選択をするまでの一時的な判断なので、本当になんでもいいわけではありません。そのためプレゼントでも、ある程度上質で彼女の好みに合う物である必要がありますし、飲食店では彼女が自分で納得する判断をするまで待つのがベスト。

ただ、ざっと選択肢を確認して、さっと決める男性からすると、女性の決断を待つのは辛いものです。そこでオススメなのが、選択肢を追加すること。「AとBで迷ってるの?どちらも良いけど、Cも良さそうじゃない?」と新たな提案をするのです。

余計悩む時間が増える、と思うかもしれませんが、女性が悩んでいる間、男性はすることがありません。ひたすら待つだけの時間は苦痛です。でも、女性が悩んでいるポイントを理解し、新たな提案をすることで、言い方は悪いですが、暇つぶしができます。親しくなる前の段階なら、会話のきっかけにもなるでしょう。

また、女性の方はより多くの選択肢から選ぶことで、結論に対する満足感が大きくなりますし、選択肢を追加した上で女性の結論を待ってくれたあなたに、感謝の気持ちを抱くようになります。女性も、自分が悩むことで男性を待たせていることを、自覚し申し訳なく思っていますからね。文句を言わずに、女性の結論を待ってくれる男性の姿勢は、女性にとってありがたいものなのです。

また、応用編として、「どちらがいい」という質問に対しても、新たな選択肢を提示することで切り抜けられます。デートの行き先にせよ、服選びにせよ、女性が「どちらがいい」と聞いた時点で、女性の心は決まっています。その上で、男性に自分が気に入った方と、同じ方を選んで欲しいのです。つまり、何も言わなくても共感してほしいということ。

このときも、男性が新たな選択肢を提示することで、そちらに意識が向き、女性は新たな選択肢を吟味し始めます。「言葉で言わなくても、私の好みは理解してるよね」という、ある種のテストから逃れることができるのは、男性にとっても嬉しい限りです。選択肢を誤って、女性の機嫌を損ねるリスクから逃れるので、デートで有効活用したいスキルだと言えるでしょう。

「なんでもいい」という、ある種のありふれたフレーズから考えても、女性の思考に付き合うのは非常に手間なもの。しかし、これはそういう性質の女性だと思って諦めるしかありません。それに、好きになって交際しようと思ったら、必然的に男性の欠点も、女性に受け入れてもらわなければなりません。悪いと思っていない相手を変えるよりも、自分がそれに慣れた方が簡単ですし、不満を抱えるよりも、お互い様と思って受け入れる方がカップルとしてより良い時間が過ごせるでしょう。