女性の上目遣いは男性の支配欲を刺激する

「目は口ほどにものを言う」とは使い古された言葉ですが、実際、私たちはさまざまなことを視線から読み取ります。好きな人をつい目で追ってしまう、逆に、頻繁に見られていると、好意を抱かれているのでは?と推測することもあります。

上目遣いに男性がドキドキする理由

視線に意味を持たせたり、推測したりするのはなにも男性だけではありません。女性も同様に、恋愛の駆け引きに視線を利用しているのです。男性が女性のグッとくる仕草の1つに、上目遣いがあります。女性雑誌や恋愛ハウツーには、上目遣いのテクニックが山ほどあるのをご存知ですか?100%の男性が好きというわけではないでしょうが、男性が女性の上目遣いを好むということがよく現れています。

視線は高さに応じて、「見下ろす視線」、「水平な視線」、「見上げる視線」の3パターンがあります。見下ろす視線は、自分の優位性を示そうという心理が働いていると考えられ、親が子供を叱るときによく用いられる視線。水平な視線は一般的な会話で用いられ、対等な立場を表現します。そして、見上げる視線というのは、見下ろす視線と反対で、服従、降伏といった相手に対してへりくだる姿勢を表しています。

男女平等と声高に叫ばれていても、男性が高い能力でリーダーシップを発揮して、女性を引っ張って行くのが理想というのは、未だに根強い考え方。女性の上目遣いは、平たく言えば見上げる視線で、弱々しい印象を与えます。上目遣いで見つめたのが男性であれば、この弱々しい印象が、「守ってあげたい」「リードしたい」という男性ならではの欲望を刺激し、ドキっとさせるのです。

さらに、女性が上目遣いをしている、ということは、それを見つめている男性は女性を見下ろしている状態。この視点の変化によって、顔のパーツや輪郭のバランスが違って見えるようになります。写真を撮るときでも、より魅力的に見えるように顔の角度を調整することがありますが、上目遣いになることによって、輪郭が引き締まって見えるのです。普段よりも華奢に見えて、男性の庇護欲が高まる効果が期待できるので、意中の人を惹きつけるテクニックとして、上目遣いが女性の間で定番となっているのです。

男性の視線に女性は気づいている

男性も、好意を寄せる女性に視線を投げかけることはよくあります。女性の上目遣いと違って、男性の場合は、つい相手のことが気になって自然と目で追っていたり、すれ違いざまに反射的にチラ見したり、という深い意味がないことがほとんど。魅力的な女性や好意を寄せる女性がそばにいれば、つい見てしまうのが男性の性だと言えるでしょう。

男性は気づかれないように、こっそりと目で追っているつもりかもしれませんが、女性は非常に視線に敏感。あるアンケートでは、男性からの視線に気づくと90%以上の女性が答えました。しかし、女性が男性からの視線に気づいていても、ちらっと見られた程度であれば、嫌悪感を抱くことはありません。

とは言え、ジロジロ舐めまわすように眺めれば、当然ですが気持ち悪いと思われてしまいます。視線は視覚的な情報を自分が入手するためだけのものでなく、相手に自分をアピールする手段でもあります。あなたの視線は相手の女性に、あなた自身の存在を伝えています。好意を持った女性に嫌悪感を抱かれるのは、男性にとってもいいことはありませんので、たかが視線と侮らずに紳士的でいるように気を配りましょう。